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~コラム~介護事業以外の展開について

~コラム~介護事業以外の展開について

ある人の「生かさず・殺さず」の言葉

とある経営者の方からこんな言葉を聞きました。
本当「生かさず・殺さず」ですよ・・・


昨今、介護報酬の引き下げなどで経営の苦しい状況にある介護事業経営
本来企業であれば収益が見込めない事業領域であれば撤退など考えられるが事業の特性上容易に手出しできない。
「生かさず・殺さず」の現状をどう打破するか・・・
介護保険に依拠している介護事業所は金額を独自に決定できません。

  • 良くも悪くも景気に左右されず
  • 報酬改定のたびドキドキする
  • 景気が良いと他の業種の賃金がUPするから従業員の流動化が進む

利用者さんへの保険外のサービスは自由ですが、簡単にはいかないようです。

「今こそ介護保険外の事業展開を」なんて軽々しく言えない

よく「今こそ介護保険外の事業展開を」なんて言葉を聞いたりしますが・・
簡単に言えません。
人事ですよね・・本当に財務に余裕があればまだしも。
選択肢としては

  • まったく新しい事業に冒険する
  • 現業を極める(サービス・人・業務の改善等の深堀)←差別化(もう無理?)
  • 今の現業を他のエリアに展開拡大する(事業所の少ない所に出陣)
  • 今の現業を生かして他の事業展開(介護専門の旅行会社、当事務所とコラボレーション等)
将来のファンを作るという方法

事業展開についてある方に相談を受けてこんなお話をさせていただいたことがあります。
「足湯サロンと栄養士が作る健康食堂」
栄養士さんがいる事業所さんでした。

  • 足湯サロンは基本無料
  • 足湯サロンと健康食堂は併設
  • 足湯サロンに食堂のいい香りが届く作り
  • 健康食で健康寿命を延ばす
  • 地域の憩いの場として

事業所を改装して地域の方を取り込みながら
身近な存在として「将来の利用者さん」をファンにする。

 

資金、商圏の高齢化率、他産業の動向、同業者数、立地条件、地域特性等と色々な要因があり
その日の稼ぎには影響しないかも知れません。
売れる「仕組みをつくる」ことは重要ではないでしょうか。

損して得とる

予防サービスは赤字必須でしょう。
予防サービスを投資と思って積極的に実施する考えもありかなと思います。
要支援→要介護の流れの源流をつかむ。
利用者さんも慣れた人の方が良いでしょう。
今後の地域包括ケアシステムの事も考えてもありかなと思います。

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