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~コラム~分業・専門化の中にも利益の「意識」

~コラム~分業・専門化の中にも利益の「意識」

意識したことありますか

現場のスタッフの中で今日の売り上げを気にしながら仕事をしている方は何人ぐらいいるでしょうか?
自分の給料や、家計のことは考えている人はいても、
今年度の事業所の売り上げ目標がいくらか・・
目標達成に必要な売り上げはいくらか・・
等を考えながら仕事をこなす方は経営者以外でいないのではと思います。
「私○○だから営業とかって関係ないし。お客取ってくるのは営業でしょ!」
「僕の仕事は○○・・だから淡々とこなせば良いかな・・」

役割を意識しすぎて会社の目的忘れていませんか

会社・企業・・介護事業所も含め多くの企業では利益を上げるプロセスに役割分担制を取り入れています。
例えば製造業でしたら一人で、仕入れ・製造・販売を全てをこなすより
山本→仕入れ
田村→製造
鈴木→販売
といった分業・専門化が利益に相乗効果をもたらします。
介護事業所でも営業・サービス提供等、分業しますが製造業ほどハッキリとした線引きは難しいと感じます。
ただ、製造業も含め全てを100%分業しているかといえば違うかなぁと思います。
製造部門だっていい製品を作れば、買ってくれた人から口コミで広まり営業につながります。
また介護事業所でも良いサービスをすれば、利用者さんの口コミで強力な営業ツールにつながります。
だからと言って営業のために良いサービスをするのではありませんけど、利用者さんを福沢諭吉と思ってサービスを行っていたら相手も薄々感じますし・・・
でも「意識」って大事ですよね・・頭の片隅でも良いんで意識しながらやっていく位でいいと思います。
直接的な営業効果だけでなく「意識」を持つことによって「気付き」が生まれ、「気付き」の情報を「意識」が報告への後押しする。
その報告を共有化する事により営業のヒントになる。
上記の「私○○だから営業とかって関係ないし。お客取ってくるのは営業でしょ!」
「僕の仕事は○○・・だから淡々とこなせば良いかな・・」
と思っているスタッフには「気付き」は生まれませんよね。

会社をささえる自覚を感情で覚ます

分業・専門化が進む今の企業、その中で働くスタッフにどう「意識」を持ってもらうか難しい課題ではありますが・・。
その方の人間性・今までの経営サイドとスタッフの関係・会社の状態等でケースはいろいろありますが、やはり数字をOPENすることで「意識」を持ってもらうのが一番ではないでしょうか?
事業所の現状、仕事単位に対しての単価、売り上げ目標、目標に達するための具体的な必要な仕事数、毎月かかる必要経費額等々、「儲からない」「厳しい」「赤字だ」など象徴的な言葉でなく具体的な数字で示すこと、通常は役員しか知らない情報も共有する(口外しないように念をおしたほうが良いかも知れません)
「今年度の売り上げ目標は○○万円で、今月の売り上げは○○万円です。もう少し稼働率UPして売り上げを伸ばしたい、皆さんの協力が必要だ!」
「新規利用者○○さんは現利用者△△さんの「スタッフが親切」という紹介でうちに来た、そのお陰で目標が達成できた!スタッフの皆さんのおかげです。本当にありがとう!!」
隠したい所をさらけ出すことで心の壁がなくなり、感情で訴えることでモチベーションもあがるのかもしれません。
小さなことかもしれませんが、経営サイドとスタッフサイドの「意識」の共有化が大きな変化をもたらすかもしれませんね。

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